北海道電気保安協会 | | セグウェイ販売代理店
  1. HOME
  2. Segway
  3. 代表的な導入実績
  4. 北海道電気保安協会

北海道電気保安協会

メガソーラーの点検における課題

 

大規模メガソーラーともなると敷地面積は広大で、点検する際の移動距離は10km以上にも及びます。多くのメガソーラー発電所は整地されていても道路のように整備されてはいないため、歩いて行う点検作業をいかに効率化できるかが課題でした。不整地の路面を長時間歩くことは、肉体的疲労を与えるとともに集中力持続の面でも困難でした。このため、各事業所では様々な種類の自転車(折りたたみ自転車・マウンテンバイク、アシスト自転車など)を検証してみましたが、低速での移動を不得意とする自転車での点検作業は停車降車を繰り返すなど効率が悪く、降雨・降雪後のぬかるみや不整地での路面には不向きでした。転倒の可能性もあり、装置に接触すれば事故や故障に繋がるなど安全面でも懸念があったため、実用には至らなかったそうです。

発案はセグウェイ体験者

 

北海道でオフロードタイプのセグウェイを利用したアクティビティを体験したという従業員が、「勾配のある不整地でも安全に進むことができ、広範囲を見渡せ、移動するのに疲れることがないセグウェイを利用できないだろうか」と提案したことが導入を検討する最初のきっかけ。実際の導入検討時の試乗では、目線が高くなる、小回りが利くといったセグウェイの特徴に加え、年齢問わず初心者でもとにかく簡単に操作できるという点が決め手となり、「社内のスタッフでも使いこなせそうだしこれはいける!」と、まずは検証用に1台導入に至りました。

現場の声

「歩行の感覚で操作でき、止まりたいところで止まれる。セグウェイから降りることなく目線が高いまま点検作業に入れる。高さのあるソーラーパネルを目視点検する際には特に有効で、点検精度も上がります。これまでの歩行による作業に比べると作業従事者の疲労が軽減され集中力が増し、結果的に点検精度アップに繋がります。作業時間の効率化・点検精度の向上に加え、セグウェイ導入によって笑顔が増え、明るい気持ちで点検作業に取り組めるとモチベーションアップにも貢献がありました。オフロード対応のセグウェイは期待通り不整地の路面でも安全に操作でき、日々のメンテナンスは充電・泥除けの清掃とタイヤの空気圧点検程度なので手間が少ない点も助かります。期待していたソーラーパネル点検の効率化のみならず、年次点検作業時においても広い構内の移動時間が短縮できるなど、他の業務でもセグウェイは活躍しています。

検証を終え5台のセグウェイを本格導入したことにより、興味をもった他協会などから問い合わせも多く、情報提供をしています。点検現場でもセグウェイが話のきっかけとなり、お客さまとのコミュニケーションツールとしても活躍しています。」