FAQ | セグウェイ販売代理店
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FAQ

2018.11.05

Q. セグウェイPTは日本では公道で走行できないのですか?


A.
日本の「道路交通法」「道路運送車両法」(※)によると、原動機(エンジンやモータなどの出力のあるもの)の付いたものは、世界中で実績のあるセグウェイPT製品でも公道を走れないことになっております。
これは、似たような技術を使ったホビー用途の他社製の一般消費者向けの製品でも同じです。
(※電動車椅子やアシスト自転車などの一部の例外を除きます。)

日本とイギリス以外の主要な国で公道走行が認めています。(歩道、自転車道において)

アメリカなどで公道走行が認められる前から、駅・空港・ショッピングモール等の人の多くいる場所で警備に使われるなどの実績があります。

 

【参考資料】
ドイツ German Federal Board for Road Traffic: Segway in Public Spaces
http://www.segway.com/media/1241/german_study.pdf

カナダCentre for Electric Vehicle Experimentation in Quebec (CEVEQ) Second Phase: Pilot Project for Evaluating the Segway HT in Real Conditions
http://www.segway.com/media/1240/14567e.pdf


A.
日本での規制緩和の状況は、2011年6月から「つくばモビリティロボット実験特区」の認定を受けた茨城県つくば市で、日本で初めてとなるセグウェイが公道を走行する実験が始まりました。実験では、防犯パトロール実験、エコ通勤実験、観光ツアーの実験などを行い、それらにおける有効性を確認し、特段のヒヤリハットや事故もなく30,000キロに及び走行実績を築いています。2015年7月には、これまでの特区の成果を国に認められ、公道における規制緩和が実現し、⼀定の条件を満たす全国の各地域においてセグウェイの公道実証実験が可能となりました。ウェイは小型特殊自動車に該当するため、普通自動車免許証又は普通自動二輪免許証の所持が必要となります。
実験への参加については、関係機関にお問い合わせください。

 

【参考資料】
https://www.rt-tsukuba.jp/report

 

一般消費者向け製品とプロフェッショナル向け製品の大きな違いは、以下の3点です。

 

・プロユースに耐えるハードウェアの冗長性
制御系コンピューター、バッテリー、センサーなどを二重化することによって万が一に備えたハードウェア 設計になっています。

 

・実績のある制御ソフトウェア
米国セグウェイ社が保有する知財の中でも、特に優れていると言われているソフトウェアによる制御は「身体の一部のようになる」「多様な路面状況に対応できる」といったセグウェイPTシリーズの中でも最も優れた特徴といえます。

 

・都市部での使用を想定したタイヤの大きさとハンドル
セグウェイを最初にみて「思ってたより大きいなと!」「持ち運びができない!」と思われる方が多いようですが、このタイヤの大きさに辿り着いた一番の理由は、世界中の都市の路面状況を考慮し、これに合わせた優れた制御ソフトウェアによって道路上の段差・石畳などの凸凹の環境下でのガイドツアーや警察等による都市部における10年以上の実績を誇ります。

2006年以降のモデルに採用された「リーンステア機構」によりハンドルの重要性は更に上がり、一部の製品にみられるようなハンズフリー(ハンドルの無いタイプ)の物はツアーや巡回などの使用目的には向かないと考えています。

 

【参考資料】
世界で10年以上1000カ所でのセグウェイツアーと警察官による都市部でのパトロール利用

・ツアーに関する有名旅行サイト「 トリップアドバイザー」によるレポート 
-投稿者の9割以上が満点の5つ星と評価-
https://tg.tripadvisor.jp/news/wp-content/uploads/2015/04/20101007_TripAdvisorPressRelease.pdf

・海外空港・警察レポート
https://www.internationalairportreview.com/article/1340/international-airports-look-to-the-segway-pt-for-increased-productivity/

https://mypolice.qld.gov.au/blog/2018/04/05/segway-boost-to-police-patrols/

https://www.policeone.com/police-products/vehicles/personal-transportation/articles/4239005-More-cops-adopt-Segway-patrol/

https://www.dailymail.co.uk/news/article-3682725/Fire-Segway-life-s-beach-Cornish-beat-bobbies-test-scooters-patrols.html

 


Q. 米国セグウェイ社のサイトにも、色々なセグウェイがあるようですが?

A. 2015年中国のナインボット社による米国セグウェイ社の買収以降、それまでコンシューマ向け製品(一般消費者向け)を主軸としてきたナインボット製品と、プロフェッショナル向け製品であるセグウェイPT製品が存在します。

※ナインボット製品のお問い合わせは下記まで
株式会社オオトモ http://www.ninebot.jp/


Q. セグウェイPT製品は個人でも買えますか?
 

A. 我が国では2006年以降現在まで法人のみに販売を行っております。この際に、「公道で使用しない(許可のない状態で)」「セグウェイ保険又はそれと同等の保険に加入」「公認のインストラクターからの講習の徹底」「ヘルメットの着用」等の利用条件に同意頂いた法人のお客様にのみ出荷を行っています。

 

Q. 「ミニセグウェイ」って何?

A. セグウェイとは、米国セグウェイ社の登録商標であり、中国ナインボット社による買収以降も変わりません。
インターネット上で見かける「ミニセグウェイ」とは、米国セグウェイ社とは一切関係がなく、許可なくセグウェイの名称を使っている悪質な商法によるものです。海外では、粗悪な充電器やバッテリーによる充電中の発火や事故などにより大きく問題になっております。※当社にも多くお問い合わせを頂いておりますが、「ミニセグウェイ」という製品はございません。

 

【参考記事】
https://edition.cnn.com/2016/07/06/health/hoverboard-recall-fire-hazard/index.html

https://www.bbc.com/news/business-34975178

■セグウェイを騙る商品の一例

segwayimitation
「セグウェイ」ではございません。

 

Q.「セグウェイ」は一般名称なのですか?

A. 米国製セグウェイ社の保有する商標であり、「ミニセグウェイ」などと呼ばれる類似品をセグウェイと呼ぶことはありません。他方で、我が国ではセグウェイと似た技術を使った類似品の多くのニュースで「セグウェイ」が誤用されることが散見されます。その都度、多くのお客様や報道機関の方々からお問い合わせを頂いておりますが、「セグウェイ」が一般名称でないことを含めて訂正させて頂いております。