都内最大級駐車場「丸の内パーキング」での
電動モビリティ・セグウェイを用いた巡回警備、
本年7月から本格運用開始
2010.07.21
セグウェイジャパン株式会社(代表取締役社長:大塚寛、本社:横浜市中区)は、日本駐車場開発株式会社(代表取締役社長:巽一久、本社:大阪市中央区)と2010年5月から、丸ビル駐車場、新丸ビル駐車場を含む「丸の内中央パーキング」(運営管理:三菱地所ビルマネジメント株式会社)において実証実験を行って参りました電動パーソナルモビリティ「セグウェイ PT」を使用した巡回業務が、本日7月21日(水)より本格的に運用開始されることをお知らせ致します。
セグウェイに乗ったスタッフが案内している様子 | スタッフが駐車場を巡回警備している様子 |
セグウェイはこれまで全世界で1,000ヶ所以上の警察・警備機関で巡回警備を目的に数多く採用されており、主に空港、大型ショッピングセンター、駅、公園、駐車場などの施設で運用されています。高い視認性や機動力の良さに加えて、セグウェイを使うことで、警備員と周囲のコミュニケーションが大きく活性化すると言われており、ここから生まれるお客様の満足度が大変評価されています。2008年北京オリンピックや2010年上海万博、FIFAワールドカップ南アフリカ大会では、それぞれ数百台単位で大規模な警備での導入が話題になりました。
日本国内においても、2007年10月に東京ビッグサイトで実証実験が行われました。2008年11月にはパシフィコ横浜において実証実験、その後本格的に導入されました。さらに、2008年10月からの中部国際空港(セントレア)での導入を皮切りに、2010年3月関西国際空港、同年4月には成田国際空港でのセグウェイによる巡回警備業務が開始されました。
従来の徒歩による警備では、カバーしきれない部分(コミュニケーションの量と質、警備員のモチベーション)をセグウェイによる警備では大きく向上させると高く評価されています。
今回、セグウェイでの巡回業務を開始した日本駐車場開発株式会社の北原一行氏は、「セグウェイを使うことでスタッフのモチベーションが向上し、駐車場内が安心・安全な場所になることでお客様満足度がさらに高まることを大変期待しています。また、今回スタッフの制服をリニューアルし、お客様とのコミュニケーションを重視する新しい駐車場スタイルを作っていくことを目指しています。今後の展望としては、弊社が管理している他の駐車場に限らず、全国の駐車場でセグウェイを使う巡回がスタンダードになり、より安心・安全な駐車場が増えていくことを望んでいます。」と述べています。
セグウェイは欧米の主要な国では歩道、自転車道などの公道で走行することが認可されていますが、日本においては、道路での使用は許可されておりません。今後、特区などの制度を通して私有地内や施設などの警備・巡回用途での利用や、ツアーのような国際的な動きに合わせたセグウェイの普及に注力していきます。
セグウェイの国内外警備導入事例
「セグウェイ」オフィシャルサイト:
http://www.segway-japan.net/casestudy/police/
<商標登録>セグウェイは、米国セグウェイ社の登録商標です。その他の商標については商標の所有者に所有権が属しています。
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セグウェイジャパン株式会社 秋元、西
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